TETSUYA KUSU Photography

Issued by one Japanese photographer from the world's end.

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水中写真家。

トゥバタハリーフ 水中 (4)

オリンピックに夢中でブログをほったらかしにしてしまった。
ゴメンナサイ。

ちょっと時間があったので、写真の整理をしていた。

自分で撮っておきながら思わず手を止めてしまう写真がある。
それも、時を追うごとにその触手が動く写真は変わっていく。
上の写真は何の変哲もない珊瑚と人の写真だが、最近はこういうのに目が行く。
とかく写真に自分の色を反映しようとしてしまいがちになるが、目の前に広がるありのままの
自然がフツウに写りこんでいる写真は、地味だけどいつ見ても飽きない。

思えば水中写真をはじめた当初から「水中を表現しよう」ではなくて「水中で表現しよう」とする気持ちが強く、
いままでこのような「水中が写っている」写真にピンとこなかったんだと思う。
でも、これって当たり前のことで、水中に潜る皆が知っていることなんだろう。
今は水中ガイドをやっていた時ほど潜っていないから余計新鮮に感じるのかもしれない。
遅ればせながら僕にもようやく分かって来たw。

水中写真といえば、僕は水中写真が撮りたくてダイビングの仕事を始めた口なのだが、
始めたころはまだ機材も買えず、しょっちゅう上司のタケシに借りたものである。
人のカメラを使って潜りまくり、撮りまくっていた。(いまも行けばいろいろと借りているがw)
マイカメラを持っていた彼は勿論僕より知識も経験も豊富で、僕はいつも教えを請うていた。

いわば彼は僕の水中写真の師匠である。
とは言いつつも、当時はまだまだ素人に毛が生えたほどの未熟な腕前、
二人で試行錯誤してあーだこーだ言いながら撮影をし、バンコクのプロラボに出したフィルムを
いまかいまかと心待ちにして、やっと届いた写真に一喜一憂していた。

今も二人は相変わらず水中写真を撮り続けている。
僕は写真そのものを生業とする写真家として。
彼は「水中を(自分の海を)表現しよう」とする水中ガイドとして。

そんな我が師匠のブログがこれ。
http://take40mura.blog17.fc2.com/

このブログを見ると、あの「写ればラッキー!」だったころに比べるとお互いパワーアップしたなぁ、と思う。
人の成熟度合いや技術の向上により、写真はどんどん円熟味を増してしていく。
しかしそれはまだまだ奥が深く、とどまるところを知らないはずだ。


写真家 クステツヤの公式HPは http://tetsuya-kusu.com/


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  1. 2008/08/28(木) 00:56:02|
  2. Philippine
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心境

バードアイランド


僕は再び大きな岐路に立っている。

何が正しくて、何がそうでは無いのかはわからない。
でも、確かに選択肢がいくつかはあって、僕はそれを選ばなければならない。
選ぶことが出来るだけ、恵まれているといえるだろう。

勝負は、始まったばかりだ。
後はこのサバイバルに、僕がどのぐらい耐え切れるか。
でも、ようやく決心がついた。

その先は深く、そして長い。
精神は非常に安定している。
とにかく上を向いて、進んでいくだけだ。

近くには、幾人かの見方がついている。
遠くには、たくさんのやさしい目を向けてくれるオーディエンスがいる。
それらを信ずることが出来れば、自ずと結果はついてくるだろう。

あとはフィジカルに任せて。
心の底から表現出来れば。
それが、一番難しいのだが。。。


写真家 クステツヤの公式HPは http://tetsuya-kusu.com/
  1. 2008/05/20(火) 02:28:40|
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フィリピン最終日。

IMG_1345.jpg


フィリピンはドゥマゲッティにいる。
明日、ようやく帰路につく。

以前は1ヶ月や2ヶ月平気で旅していたのに、今は2週間が長く感じてしまう。
長期の取材になると特に食が大切になってくるが、フィリピン料理は僕の口に合うので助かる。
今回はあまりローカルフードを食べる機会がなかったので残念だった。

料理ではないけれども何よりお気に入りなのがマンゴー。
陸に降り立ってからも毎日マンゴー尽くしの生活。
タイでも食堂へ行くとマムアン・パン(マンゴーシェイクの意)が口癖のようになっていたが、
フィリピンではマンゴーそのものがデザートとして出て来て、これがまた甘くておいしい!

縦横に切り口の入った皮付きのマンゴーを貪り食う様は少々下品だが、ふと顔を上げると
きれいなお姉さんも同じようにしていたので、ちょっと安心した。
それほどフィリピンのマンゴーは魅力的なのだろう。

トゥバタリーフに始まった今回の旅も終焉を迎えようとしている。
世界遺産にも指定されている絶海の海は意外と穏やかで、心地よかった。
いろんな出会いがあって素直に楽しかったし、今までになかった考えも膨らんだ。

東京の気候も出発時は長袖1枚では寒いぐらいだったのに、
もう夏の気配を感じるほどらしい。

さて、梅雨の時期はどこへ姿をくらまそうか。

※写真はトゥバタハリーフにある数少ない陸地の一つ、レンジャーステーションに上陸した
時のもの。船で10時間かかる場所に、3ヶ月交代で勤務するレンジャーたちが暮らす場所。
特にダイビングシーズン以外の時は訪れる人も皆無だし海が荒れてシェルターに缶詰になる
ので相当過酷な仕事のようだ。


写真家 クステツヤの公式HPは http://tetsuya-kusu.com/
  1. 2008/05/07(水) 23:18:14|
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23日(月)発売の週刊ポストにてマーシャル特集を掲載しております。

20070721200029.jpg

北京へは関空発なので、大阪の実家に帰ってきました。
毎日打ち合わせなどで時間が取れず、関西周辺にお住まいの皆さんに
お会い出来ないのが残念です。ご連絡いただいた皆さん、ごめんなさい。
この次は是非よろしくお願いいたします!

ところで23日月曜日発売の週刊ポストにてマーシャル特集を掲載しております。お近くのコンビニ、
もちろん全国書店でも置いていますのでお気軽に手にとってみてくださいね!
カラーグラビア5ページにわたりマーシャル諸島の写真と文です。
ポスト誌では普段あまり使用しないような写真を掲載してもらいましたのでお楽しみに!

なんだかマーシャル好きみたいになっておりますが、マーシャル、好きです!嵌っちゃってます(笑)。
これからもライフワーク的に撮影していきたいですね。
あの見事なサンゴ礁と手付かずの島々は何度訪れても新鮮で心が洗われますよ~。
ダイバー、ノンダイバー問わず、まず皆さんに来てもらいたいっ!
特に直行便はお勧めです。
先日の取材の時に始めて直行便で行きましたが、ラクチン過ぎてもう
アイランドホッパーでは行けない体になってしまいました。。。
なんせ20時間が5時間半ですからね。
実に14時間半短くなるわけですが、グアム一泊と道中5回のストップがなくなるのは短縮時間以上の快適さ!

9月以降に数本直行便が飛ぶ予定ですので、年内にもう一度いくつもりです。
詳細が決まり次第、HPとこのブログでお知らせいたします。
ご一緒できる方は是非!



  1. 2007/07/19(木) 00:34:07|
  2. Philippine
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久々の衝撃。

20070713213723.jpg


ここ最近写真展に行く機会が多いのですが、今日は衝撃的でした。
アンリ・カルティエ=ブレッソン。

立て続けに三好和義、グレゴリーコルベール、森山大道、そしてブレッソンと見てきましたが、
それぞれ色んな意味で勉強になりました。
写真そのものに限って言えば、中でもコレを見てしまったら僕自身、否が応でも影響を受けてしまうやろうなぁ、
と感じたのがブレッソンでした。

写真を齧るものとしてブレッソンの名は勿論知ってはいたのですが、
まじまじと写真集を見たことも無く、良いなと思う数点の写真のイメージしかありませんでした。
いつかはまとまった写真を見てみたい、と思っていた写真家のひとりだったので
じっくり時間をかけて鑑賞。
完成度が高いので一見落ち着いた印象を受けるそのモノクロームの写真は、
あるとき圧倒的な存在感を見せつけはじめます。
世界中を旅してまわり報道、ポートレイト、風景などさまざまな被写体と向き合ってきたブレッソン。
その写真の中には一貫して「完璧な構図」と「決定的瞬間」というテーマがあり、人々を魅了しています。
さらに彼のビンテージプリントは独特のトーンをもっており、いまなお新鮮さを失いません。
延々4時間、穴の開くほどへばりついて見てしまいました。

いままであまり他人の写真を見る機会が無かったのですが、こうして貴重な作品を
とても気軽に鑑賞できることは、一つ東京に住んでよかったなと思えるところですね。

25日からはいろんな意味で今話題の、中国は北京に行って来ます。
ここ最近水中以外ではあまりフィルムでの撮影をしてこなかったのですが、久々にフィルム、
それもモノクロームでの撮影が多くなるので楽しみです。
影響でるやろなぁ、ブレッソンの(笑)。

まあ自分らしさなんて刻一刻と変わっていくものなので、いろんな物を見て、感じて
どんどん吸収して成長していきたいですね。
常にフレキシビリティを忘れないように、と心がけております。





  1. 2007/07/13(金) 21:37:58|
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Photographer 楠哲也
写真mixi

タイの小島に6年住んだのちフォトグラファーに転身。タイで培ったダイビングの技術を生かし、帰国後は週刊誌などで水中をテーマにした写真を次々に発表、広告や雑誌の撮影で年間の半分近くを海外取材に費やす。 現在は水陸のスチール撮影にとどまらずタイの国営放送でムービーカメラマンも担当している。
オフィシャルホームページは
tetsuya-kusu.com

※本サイトの画像に関しまして、無断転載、無断使用を禁止いたします。全ての著作権は楠哲也に帰属いたします。画像使用をご希望の際はメールにてお問い合わせください。

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【定 価】 2.500円(税込)
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